LINEモバイルの特徴を自分なりに噛み砕いて書いて見た。
格安会社が運営している中で最近ニュースになっているのが、LINEモバイル。
LINEモバイルは、コミュニケーションアプリとして日頃から皆が使っている、
LINEが提供しているMVNOである。
そもそもMVNOとは何かと言うと、格安SIMが指す事業者のことであり、大本となるキャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)の電波の一部を借りて運営している。
メリットとしては、大手キャリアのように電波の基地局を運営しているためではないので、維持費がとても安く持てるがメリット。月額の料金が、1000円台で持てるのがメリットの一つである。
デメリットとしては、大本となるキャリアの電波を借りているので、昼時や夜など人が集中的に使うときは、通信速度がかかったように遅い。それがメリットデメリットである。
LINEモバイルは今まで、ドコモ回線のものを運営していたが、
この度7月2日からソフトバンク回線の電波を借りて運営をするようになった。
まずは料金プランの特徴について書いてみようと思う。
料金プランについて
料金プランは、3つある。コミュニケーションフリープラン、MUSICプラスプラン、lIneフリープランである。
コミュニケーションフリープランについて
コミュニケーションフリープランについては、我々日本人が使うSNSのパケットのカウントがされないプランで、画期的なプランである。対象となるのが、LINE、ツイッター、Facebook、Instagramと主要となる4つ。
平成29年度マイボイスコム株式会社で行われた「SNSに関する利用のアンケート」によると、
【SNSの利用に関するアンケート調査】|MyVoiceのプレスリリース
SNS登録者のうち利用しているSNSで一番多いのが、LINEの74.4%、Facebookが、53.8%、ツイッターが44.7%など日本人の2人1人が、SNSを利用していることが、この調査からわかる。そういったもので日本人のパケットを利用する機会が多いとなると、SNSがカウントされないのは非常に魅力的なプランであるだろう。
月額の料金はデータSIMだけであれば、
3ギガ:1110円
5ギガ:1640円
7ギガ:2300円
10ギガ2640円音声通話SIMの場合
3ギガ:1690円
5ギガ:2220円
7ギガ:2880円
10ギガ:3220円
おすすめのオプションとしてここ最近格安SIMを運営している会社では、
主流となっている10分電話かけ放題が月額880円。
端末保証が月額450円となっている。
MUSIC+プランについて
続いて、MUSIC+プラン。
こちらもSNS(ツイッター、Instagram、Facebook、LINE)などの主要のものの
パケットがカウントされずそれにプラスして、LINE MUSICもカウントフリーの対象となる。
プランはこちらも4つである。
データSIMプラン
3ギガ:1810円
5ギガ:2140円
7ギガ:2700円
10ギガ:2940円
音声通話SIM
3ギガ:2390円
5ギガ:2720円
7ギガ:3280円
10ギガ:3520円
オプションは、LINE MUSICオプションが月額750円。
回線契約同士だと2ヶ月間無料となっている。
Wi-fiオプションが月額200円
こちらはカフェや駅など、全国約49000ヶ所のスポットや公衆無線LANサービスなどが使えるものである。
LINEフリープラン
最後、LINEフリープランについて
こちらはいたってシンプルで、LINEがいくら使ってもパケットが、
カウントされないプランである。
こちらは、
・データSIM500円
・データSIM(SMS)620円
・音声通話SIM1200円
と、こちらの3体系となっている。
プランから見るように日本人が主要として使っているSNSの
パケットをカウントしないというのは非常に画期的なプランである。
ソフトバンク回線について
この度7月2日からソフトバンク回線を使った、LINEモバイルの運営が開始された。
今、ソフトバンク回線を申し込みした際のサービスについて書いてみようと思う。
・データ容量2番キャンペーン
内容をまとめるとこのような感じだ。
・キャンペーン期間中でソフトバンク回線の新規契約、またはドコモ回線からソフトバンク回線への回線変更を行うと、1ヶ月に利用できるデータ容量が契約データ容量の2倍に増量する。
・キャンペーン期間中は、2018/7/2(月)~8/31(金)
・家電量販店で契約をする場合は、8/30(木)までにお申し込みが必要
・データ容量が2倍になるのは7月と8月のみ。
・増量で付与されたデータ容量は翌月に繰り越しはされない。
・増量で付与されたデータ容量はデータプレゼント対象にはならない。
・ドコモ回線をご利用の場合は対象外です。
・期間中にソフトバンク回線からドコモ回線へ回線変更した場合、ドコモ回線ではデータ増量は適用外。
・ソフトバンク回線において、データフリー機能は現在未対応。
・2018年秋頃にデータフリー対応予定。
・現時点では、ソフトバンク回線を利用したサービスにおいては、「LINE」「Twitter」「Facebook」「Instagram」「LINE MUSIC」のデータ通信量がカウントされないデータフリー機能は適用されない。
まだまだ模索中なところだなぁという印象を抱いた。
・半年間利用料900円割引キャンペーン
内容をまとめると以下の通りになる。
・LINEフリープラン、コミュニケーションフリープラン、 MUSIC+プランどのプランで申し込みをしても6ヶ月間は、基本使用料が900円引きとなる。
・キャンペーン期間 2018/7/2~8/31まで
・キャンペーン対象者は、音声通話SIMを契約し、7/3~8/31の間に利用開始日を迎えた方
・データSIM、データSIM(SMS付き)は当キャンペーン対象外。
・キャンペーンコードやエントリーコードを利用したお申し込み、マイページからの追加申込、友だち招待機能経由でのお申し込みも対象。
・割引適用の対象となるのは、月額基本利用料のみ。
・オプション料金・通話料金・端末代金・その他手数料などからの割引外。
・端末動作情報について
端末動作についてだが、ソフトバンク回線のiPhone 5s以降のiPhone端末はSIMロック解除なしで使える。
2018年発売のiPad(第6世代)はSIMロック解除なしで利用可能。それ以前に発売されたiPad端末はSIMロック解除が必要。
2017年8月以降に発売されたAndroid端末はSIMロック解除なしでご利用可能。それ以前に発売されたAndroid端末はSIMロック解除が必要。
HTC U11(601HT)・DIGNO G(602KC)の2機種は、SIMロック解除なしで利用できる。
それ以外の動作確認ついては、こちらから見てもらいたい。
https://mobile.line.me/support/device/
・ドコモ、auの端末に関しては都度SIMロック解除が必要である。
まとめ
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1807/07/news020.html
こちらのニュースにも記載しているが、ソフトバンク回線のMVNO提供が少ない中で、チャレンジであるこの取り組み。
私自身も実際に使ってみようと思う。
ソフトバンク回線を使うことによって、ワイモバイルの存在を脅かすものになるのか否か楽しみである。