楽天モバイルについて自分なりに噛み砕いて書いてみようと思う。
楽天モバイルについて
最近総務省に第4の携帯キャリアとして、申請をあげた楽天モバイル。
第4のキャリア誕生がほぼ確実に、楽天に周波数割当を予定 | マイナビニュース
サービス開始は2019年10月を予定。目標獲得ユーザー数については参入表明当初のプレスリリースでは、年月の定めなく1500万人以上と公表してきたが、総務省資料には、2028年度に約1000万契約、損益上は2023年度以降、継続的な黒字を想定していることが記されている。
料金プランについては、現在MVNOで提供中の料金プランで提供予定であり、大容量プランや法人専用プラン等も検討していくようだ。
来年10月からMVNOではなく、MNOとして運営予定の楽天モバイル。
(MVNOは、簡単に言うと大手三代キャリアから電波の一部を借りて、運営すること)
(MNOは、簡単に言うとMVNOの大元。携帯電話やPHSなどの移動体回線網を自社で保有し、通信サービスを提供する事業者を指すこと。ドコモ、au、ソフトバンクなどをしめす。)
今日は楽天モバイルについて、料金プランやサービスなどを噛み砕いて書いてみようと思う。
料金プランについて
プランは4つあり、3つはワイモバイルやUQモバイルと似ている。
まず使えるデータのギガ数は、
Sプランであれば2ギガで2980円
Mプランであれば6ギガで3980円
Lプランであれば14ギガで5980円と
ここまで、ワイモバイルやUQモバイルと一緒である。
ただ楽天モバイルならばのものもある。
楽天モバイルならではのものその1:大容量プラン
ただ大容量プランとして、LLプランを増設し、
なんと1ヶ月のパケットが24ギガも利用できる。こんなプランMVNOのなかでは、あんまり見たことがない。
楽天モバイルならばではのものその2:パケットを使い切っても極端に遅くなるわけではない。
しかもデータ容量を使い切った後は低速化になるが、低速するスピードは、
1Mbpsとほかのところは、128kbpsなので使い切っても他の格安SIMよりもスピードが極端に遅くなるわけではないのである。
楽天モバイルならではのものその3:1年間ではなく2年間基本料が一緒である。
これは、ワイモバイル、UQモバイルにある例だが、基本料が2980円と言う中で、
1年間は1980円で使えて2年目から2980円となるパターンがある。
これは元の料金に戻るわけであるが、見方によっては高くなったと言う例が多い。
ただ楽天モバイルの場合は、2年契約の場合は1980円、3年契約の場合は1480円と、2年間同じ基本料で利用できる。
そして3年目から元の基本料に戻り2980円で使える形になる。
純粋に他社と比べても同じ2ギガの中で、12000円も浮く計算になるのは、
非常にお得感があるとお思う。
楽天モバイルならではのものその4:契約年数が選べるものと、期間拘束のある更新がない
ワイモバイル、UQモバイルもそうだが2年間使うとなると大手と一緒で、
自動的に更新される。そのまま継続的に使いたいと思う人にとってはいいかもしれないが、この契約の更新月に気がつかずに解約するとなると解約金がとられたりなどのケースがある。
それが楽天モバイルの場合は、強制的なプランがあるわけではないので、
これを対顧客に対してはいいプランだと感じる。
楽天モバイルならではのものその5:楽天会員の割引が大きい。
どのプランで使ったとしても、2年間ずっとどのプランであっても1500円の割引が入る。
そして楽天ダイヤモンド会員であれば新規契約で、楽天モバイルに楽天IDを登録すればそこからどのプランであってもさらに500円の割引がはいる。
となると、Sプランは980円で維持できると言う。
これは正直他のところと比べるとなかなかないものである。
注意点について
・契約更新月以外で解約するとなると9800円(税抜)がとられる。
・データの繰り越しが可能で、翌月までは適応される。
・3年目以降は基本料が2980円に戻る
・10分まではかけ放題であるが、10分以上超えた場合は超過分として30秒につき10円が加算される。(楽天でんわアプリ利用すれば)
利用しないと30秒につき20円の超過分となる。
・データ容量を使い切った場合の速度に関しては、時間帯によっては混み合うので低下する恐れがあるということ。
・2回戦目お得キャンペーン‼︎プラス割キャンペーンについて。
これは常に新規で楽天モバイルを契約していることが条件となる。
通話SIM1回線目ご契約し、2回線目の契約の初期費用を0円にするキャンペーンである。
事務手数料と基本料が、なんと0円なのである。
事務手数料が3394円に月額に使用料金が、sプラン1480円が3ヶ月0円となる、
つい破格なプランに見える。
そしてスマホ本体も2回線目以降は、1円からと維持費が半端なく抑えることができる。
これも大手キャリアにもない画期的なプランにみえる。
・楽天モバイルが取り扱っている端末について
Androidに関しては、主にSIMフリーで取り扱っているものが多い。
nova lite、p10、p10lite、p20、p20lite、Zenfoneシリーズ、HTCなどコアなファンをくすぐる物が多い。
iPhoneは、iPhoneのSEの16ギガと64ギガ、iPhone6SPlusの64ギガと128ギガがある。
ただ海外版ということもあるので、海外が苦手な人にとっては、
難色を示すかもしれない。
・取り扱い店舗について
ショップ数に関しては確実増えつつある、
実店舗であるショップとそれ以外では家電量販店のケーズデンキやゲオなどを提携して、ショップ運営を行っている印象である。
ワイモバイルとの引けを取らないショップの多さである。
これから第4キャリアとして目指す楽天モバイルとしては、
“キャリア”としての準備を行っている今が変革の時期であり、
変わり目を見ることできる。
来年の10月どういった形で第4のキャリアになっているか楽しみである。