【楽天】天敵菊池雄星から、約2年ぶりの勝利!

いや、まさかだ。

昨年1シーズンで同一チームに8連勝。

クライマックスシリーズ初戦でも、御構い無しの完封勝利。

そして今年今年で常に2勝を献上している。

その名の通り、顔も見たく無い「菊池雄星」という選手。

今日も1点、2点で塩見が抑えて、ワンチャンスをものにしないと今日も無理だと思っていた。

 

それが、だ。

 

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なんとふたをあけたらこのスコア。

今シーズン最短の5回10安打6失点KO。

菊池雄星楽天戦で、黒星をつくのが2016年5月12日以来のこと。

8連勝中で向かう所敵なしのエース、こんなに打ち崩しというのは予想だにもしていなかった。

 

カズキ、カズキ、カズキ!

やっぱりこのノリに乗っている男がチームを引っ張ってくれる。

初回、先頭の田中がセンター前ヒットで出塁し、2番茂木の打席で盗塁を成功し、

レフトフライを打ち1アウト3塁の場面を作り、島内の犠牲フライで先制する。

 

そして4回の表の攻撃。

銀次がセンター前ヒットで出塁するものの、アマダー、藤田がアウトになる。

しかしそこからペゲーロがつなぎ1、3塁となり、バッターは嶋。

嶋が得意の右打ちで0ー3。

そしてつぎの、田中「和基」。

フルカウントから右打席でスタンド上段へ飛び込む2ランホームランで、0ー5。

 

もうそこからが、止まらない。

茂木も続き、そして島内もタイムリーを打ち0ー6。

テレビで見ていた自分にとっては、夢でも見ているのでは無いかと思うぐらい、

信じられなかった。

 

また8回、9回の猛攻も素晴らしい。

8回表。

島内のソロホームランから始まり、渡辺直人、銀次、アマダーのヒットで、10点目。

なお平石政権になってからは、初の二桁得点である。

藤田も四球で出塁し、岡島のタイムリーで11点目。ここまでで、6者連続出塁である。

嶋のファーストゴロで12点目とウハウハ状態。

 

 

9回表。

先頭の三好がヒットで出塁し、島内が四球でランナーを貯めて、渡辺直人がまたタイムリー。

そしてアマダーがまた軽々とレフトでタイムリーヒットを打ち15点目。

 

今日に関しては9イニング中、先頭打者が出塁したのが、

6イニングと安打でも四球でもなんでもいいから「後ろにつなぐ意識」が目に見えたと感じた。

 

珍しく感じた塩見の気迫

先週の辛島が負傷、そのあとに投げた森も登録抹消となり、

誰が投げるのかと思ったら塩見が先発でした。

淡々とスイスイと投げてき、雄星とごかくにやれたらいいなあと淡い期待を持っていました。

しかしまさにその通りになり、5回までは完全投球。

前日14得点あげた山賊打線に付け入る隙を与えることをせずに投げたことが大きいと感じた。

6回に秋山にヒットを打たれた時に、チェンジの時に声を荒げるなど、なかなかいつもの塩見と違ったものを見ることができたと思う。

 

7回に外崎にソロホームランを打たれものの7回3安打1失点でまとめたものはお見事。

来週を同じカードが週末でもあるので、いいきっかけになったと思えば。

 

2018年6月29日 楽天・塩見投手ヒーローインタビュー - YouTube

 

 

苦手意識を払拭できるか

思えば4月週末に3連戦が2回。5月のGWで3連戦とあり、その間の対戦成績が1勝8敗。

しかも則本はこの間に3連敗。勝利したのがホームで大量得点を挙げた、池田のみという悲惨な状況。

この3連戦に関しては、来週も同様であるが、塩見、岸とまだ西武戦で投げていない二人が登板する。

今日に関しては、塩見でかつことができたので、明日の岸もどういうピッチングをするかが非常に楽しみである。